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2008年3月 8日 (土)

何処で誰と語るか

先日、会社帰りに同僚ら4人で飲みに行った。 これまであった色々なことを振り返ってアレが悪いだの、これがおかしいだの世のサラリーマンなら飲みの席で必ずこぼす不平不満を我々もぶちまけた。 私も20年以上サラリーマンをやってきたが、この2年間ほど大変な思いをしたことはなかった。 得意先からの受注が頓挫していることを表に出せなくて何ヶ月も悩んだり クレーマーのところへ朝に夕に日参した上に路上で気分が悪くなって吐きながら会社に帰ったりとか今でこそ簡単にブログにしたためられるようなことも当時は真剣に生き死にのレベルで悩んだものだった。 でもこの2年の間に起きた出来事はそれらを超越していた。ここで書くには当たり障りがありすぎるので控えるが、本当に人生の勉強になったと思う。
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その2年の心の支えのひとつにPodcastがある。 iPodを4つも持っていてそれぞれ用途に分けているのだがこのiPod nanoはPodcast専用に使っている。毎日通勤や移動のときに5〜30分の番組を聞く事で笑ったり学んだり、感心したり多いに役立っているのだ。 実は私も去年の春から自分でPodcastを配信しており、50回を越える番組で多くの人の耳を汚している。 自分から発信するという行為は"痛い"自分をさらけだす危険があるものの反響があると少しずつだが自信につながっていく。こうした形で自分を維持することも大事だと思っている。

2008年3月 1日 (土)

「潜水服は蝶の夢を見る」を見てきた

3月に入った。毎月1日は映画の日でほとんどの映画館が料金1000円均一になっている。
話題になっている映画ならこの日にみたいと思っていた矢先、Podcast"TSBラジオストリーム"で紹介されているのを聞いたのでこの映画を観てきた。
Butterfly

  潜水服は蝶の夢を見るLe Scaphandre et le papillonは実話の映画化でアカデミー賞をとっている。 フランスの雑誌ELLEの編集長が突然脳梗塞のような重い病気になり、まぶたを動かすことしかできない身体になってしまう。 その不自由な毎日を潜水服にたとえ、心のありかたと想像力しだいで蝶のように自由になれるというのがタイトルの所以だ。 フランス映画をたくさん見て来たので言えるのだがめずらしいくらい日本人には抵抗のない演出が効いていて説明不足に陥りやすいこの重いテーマを見事に展開してくれている。 ネタバレでもなんでもないのだが、瞼しか動かせない彼に言葉を与える手段としてヘルパーの美女が提案する。 アルファベットを読み上げていって彼が述べたい文字に来たところでまぶたを1回だけまばたきするようにして心の中にある文字を汲み取ってもらうのだ。 Yesなら1回、Noなら2回のまばたきするという約束事も Appleをはじめとするパソコンの黎明期にマウスのボタンクリック数でYes/Noを決めていたやり方と一致していて驚いた。
映画は去年の公開だったらしいが実際には1997年のころの手記だったという。 そのころのパソコンの性能をもってすればモニターの中の文字を指差してまばたきの支持をあおぐということもできたのではないだろうか。

偶然だが今日、ネットでARToolKITをいうものに出会ってその可能性に興味をもった。パソコンにつないだカメラが撮影している映像に3D等のオブジェクトを重ねて表示することができる技術(もちろんそれだけではないのだが)だ。 映像のなかのオブジェクトの動きを追跡することもできるので 上記のELLE編集長の場合、まぶたと眼球の動きを読み取ることでかなりの情報を引き出すことができるのではないだろうか。 私は仕事の上で「パソコンの技術〜開発と供給に対する対価」を常に意識するように求められて来たが、この映画をみて対価よりも社会貢献を優先するような世の中であればいいと思った。

※MOVIX堺にストマジで行って来たのだが帰りにナンバープレートのねじが片方取れてなくなった。

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